こんにちは。みえハウスのスー先生です。梅雨が明けて夏本番になり、毎日暑い日が続いていますね…。

暑い時には水分補給が大切ですが、水分はもちろん、旬の野菜や果物などを食べることで体内を冷やす作用があるものもありますね。

その体を冷やす作用があり、夏に美味しい果物と言えば「スイカ」と答える人が多いでしょうか。私もその一人です。

でも、スイカは果物ではないんですねぇ…。このことについては以前のブログで書いていますので読んでください。

夏に旬を迎えるスイカは、暑い季節を過ごす体にとって強い味方になってくれます。

スイカの効果は…?

スイカは水分が豊富で、先ほど書いたように体を冷やす作用があり、糖分も含まれるため、今の暑い時期に特に注意したい熱中症を防ぐ効果もあります。

熱中症には、塩分を補うことも必要になるので、スイカに塩をかけて食べることは理にかなっているんですねぇ。

また、スイカに含まれるカリウムは、利尿作用を促す効果があり、摂取しすぎた水分を排出してくれます。子どもは、おねしょにもつながるので、夜にスイカを食べた時は要注意です(笑)

そして、血流を促し、むくみをとる効果もあるんです。女性にとっては嬉しい効果ですね!むくみをとる効果があるシトルリンというアミノ酸は、スイカの白い部分に多く含まれているんですって!

本当は、その下の白い皮の部分まで食べられるようですが、私の家では赤い果肉だけを食べて、ごめんなさいでした…。

どうやら、熊本や福岡など九州の方では、スイカの赤い果肉の部分を食べた後、白い皮の部分を漬物にして食べているようです。他には、きんぴらや煮物にしても美味しいんですって!

フードロスが問題になっている今の時代には、スイカの皮まで食べることは大切なことのように思います。

赤いスイカと黄色いスイカの違いは…?

さて、スイカと言えば果肉は「赤色」ですよねぇ。でも、果肉が「黄色」のスイカも見たことがありませんか?

この「赤色」と「黄色」の違いは、スイカの遺伝子の影響でできるそうです。スイカの果肉はもともと白色や黄色なんですって!!赤いスイカは品種改良によるものだそうです。

スイカはウリに近い味で苦味が強かったことから、甘くて美味しくなるように試行錯誤され、その過程で赤色をもつ遺伝子が糖度に関わることがわかり、赤いスイカが主流になったと言われています。

赤いスイカは、赤い色素成分をもつリコピンが多く含まれていますが、黄色のスイカには含まれていません。また、赤いスイカは、しっかりとした甘さがあり、黄色いスイカはあっさりとした甘さをしています。

この甘さは、スイカの球体の中心ほど甘くて、皮のほうにいくほど甘みが減っていきます。なので、スイカを切る時はスイカの中心が行き渡るように、放射線状に切ると甘い部分を均一にさせることができます。

まだまだスイカの美味しい季節。いつもは捨ててしまう白い皮の部分も調理して食べてみたり、赤いスイカと黄色スイカの食べ比べをしてみたりするのもいいかもしれませんね。