こんにちは。みえハウスのスー先生です。

今の季節は、色々な柑橘類が売られているのを見かけますね。

以前も書きましたが、私は「きんかん」が好きで、買って食べることもあります。そして今の時期に食べ頃を迎えている「文旦」も好きなんです。

文旦に限らず柑橘類は皮をむいて食べますよね。でも、その皮をむくのがなかなか面倒くさいなぁ~って思うことありませんか?

文旦は皮が分厚いですが、薄皮をむくとキレイに実がはがれるのがなんとも気持ち良くて好きなんです!(笑)もちろん味も好きです!

文旦は収穫しても、すぐに出荷されない!?

私たちが八百屋さんやスーパーで買う時には甘味がある状態で買える文旦などの柑橘類ですが、収穫してすぐに出荷され店頭に並んでいるんじゃないんですねぇ。

柑橘の種類によりますが、収穫してから1~2ヶ月ほど置いてから出荷されるんです。なので、私の好きな文旦は今の時期に店頭に並んでいますが、収穫時期は12月~1月初旬なんですって。

その後、屋外の「室(むろ)」と呼ばれる場所で寝かせ、熟成するのを待ちます。これを「追熟(ついじゅく)」と言います。この追熟の期間が1~2ヶ月程度と言うわけです。

こうすることで、酸味が抜けて甘味が増した状態で私たちのもとへやってくるということなんですねぇ。

文旦の中でも種類があり、今の時期に美味しいのは「土佐文旦」ですが、秋頃に美味しく食べられる「水晶文旦」もあるんです。

この文旦は、ハウス栽培されているので寝かせて追熟しなくても甘味があり、収穫してすぐに出荷されるそうです。一度この「水晶文旦」も食べてみたいなぁと思いました。

文旦には、ビタミン類やナトリウム、カリウム、マグネシウムなど豊富な栄養素があり、半分食べるだけで一日のビタミンCが取れるんです!

そんな文旦の美味しい選び方は…色は黄色が濃いもの、重さはずっしり重いもの、そしてヘタ!ヘタが取れて茶色っぽくなっているものを選ぶと美味しい文旦に出会えます。

そして、甘味が出ている物が売られていますが酸味が残っている物もありますので、さらに家庭で追熟するには、新聞紙に包んで風通しが良く直射日光が当たらない冷暗所に保存しておくと酸味が抜けてきます。

買ってさらに甘味を増して食べられると嬉しくなりますね。

子どもの育つ環境の影響は大きい!?

大人は少々酸味があっても食べられますが、子どもは大人より酸味には敏感なので、柑橘の種類によっては食べづらく感じる物も多いかも知れませんね。

保育士時代に勤めていた保育園では、食後のデザートで色々な柑橘類がよく出ていました。もちろん、文旦も!

幼児は、自分で皮をむいて食べられるように外側の皮がついたまま1/4カットされて出てくるのですが、柑橘の種類によっては、皮をむくところから苦戦している子もいました。

皮がむけても薄皮がむけず、そのままシガシガ…と口の中で皮と実をしがんで(噛んで)口から出す子どももいれば、そのままゴックンする子どももいましたねぇ…汗。

乳児は、大人が薄皮を取った状態で子どもに配膳するので、そのまま食べていましたが、酸味を感じるものはなかなか進みませんでした…。

みかんのように皮が薄くても口の中に皮が残りゴックンできない子どもの姿もよく見かけました。

そんな子どもの姿を見て、「家庭では柑橘類をあまり食べる経験がない」「柑橘類は食べるけれど皮がむかれた状態ででてくる」「柑橘類が苦手」など、子どもの育つ環境も関係するのかなぁ…と感じました。

柑橘類は、皮をむいたり果汁が出てベタベタになったりするので、子どもだけで食べることは少し難しいかもしれません。

でも、「食べる経験」というところでは柑橘類を食べる機会を作ったり、大人がむいているところを見せたりするだけでも、子どもの経験が広がりステキな食育につながると思います。