こんにちは。みえハウスのスー先生です。
先日、神戸市の広報紙に「学校給食レシピ」が掲載されていました。(この広報紙、結構私のお気に入りです。笑)
以前は、私の好きだった「くじら肉のノルウェー風」が掲載されていたことがあり、とても懐かしく思いそのレシピを見ながら作りました。
そして今回は、今が旬の「たら」を使った学校給食レシピの「たらの甘酢あんかけ」が掲載されていたのです。
「私の小学校時代には、この献立あったかなぁ~?(笑)」と思いながらも、「学校給食レシピ」という言葉にひかれたのと、みえハウスのレッスンでも旬のたらを使って、マヨポン酢和えや、照り焼きなどを作っていたのでまた違った、たらの食べ方にもひかれて作ってみました。
「たら」ってどんな魚?
たらは通年、漁獲されていますが、12月~3月の産卵期に向け、比較的浅瀬に上がってくるのと、雄の白子が発達しているので12月~3月が旬だと言われています。
また、冬に旬を迎えるたらは、寒くなるほど美味しくなると言われています。
たらは「鱈」と書き、雪のように身が白いことや、雪の降る季節に多く取れることなどが、鱈の名前の由来になっているようです。
たらには、ビタミンB1やB2が豊富に含まれているので、体の代謝を上げて免疫力を上げる効能が期待できます。
また、骨を健康的に保ったり筋力の維持を補助したりする効果があるビタミンDなども多く含むため、健やかな体作りのための成分が豊富な魚と言えます。
たらを買う時は、切り身で買うことが多いでしょうか。
切り身のたらを選ぶ時には、「表面にぬめりがないもの」「全体的に透明感があるもの」「身に弾力が感じられるもの」を選ぶと新鮮なものを選べます。
離乳食から食べられる
たらのような白身魚は身が柔らかく淡泊な魚です。脂肪が少なく消化がよいため、赤ちゃんの離乳食に使われることが多いですね。
私が保育士時代に勤めていた保育園でも、離乳食で白身魚を使った献立が出ていました。
おかゆの中に入っている時はしっとりとして食べやすそうでしたが、魚だけになると口の中でパサパサしてしまうようでした。
月齢に応じて、すりつぶすこともありましたが、口の中に残るとなかなか飲みこめない子どもの姿もありました。
骨が少なく比較的食べやすいたらは、色々な味付も楽しめる魚です。みえハウスで作った「たらのマヨポン酢和え」や「照り焼き」は、魚の苦手な子どもも食べていました。
同じ魚でも味付けや調理の仕方を変えて食べられるのは、楽しく子どもの食を広げる食育にもなりますね。