こんにちは。みえハウスのスー先生です。

「そら豆」が美味しい季節を迎えています。そら豆って何だか独特の匂いがしますよねぇ…。私は、この匂いが苦手で食べられませんでしたが、数年前に食べられるようになりました(笑)

でも、みえ先生は小さい頃から、そら豆が大好きだったんですって!!それを聞いて私はビックリ!でした。

今では、みえ先生と食事をする時にそら豆を買うと、さやのままオーブントースターで焼いてシンプルに食べます。ホクホクにできあがったそら豆に、ちょこっと塩を付けて食べるのが私たちのお気に入りの食べ方です。

ホクホクした食感のそら豆を本当に美味しいと思い食べられるようになりました。今も食べたくなりました。(笑)

そら豆ってどんな豆?

そら豆は、初夏が旬の時期で4月~6月にかけて美味しく食べられます。

さやが空に向かって実ることから「そらまめ」と名付けられたそうです。世界中で食べられていますが、日本では奈良時代から食べられている歴史の古い野菜なんです。

完熟させた豆を乾燥させたものは、フライビーンズ(いかり豆)に使われています。そら豆そのものは食べられませんでしたが、私は、これは好きでした(笑)

また、香川県では「醤油豆」と呼ばれる郷土料理があります。(これは、食べられませんでしたが今は食べてみたいな~と思います。)ちなみに、中国の豆板醤に使われる豆は、そら豆なんですって!!

そら豆のさやを開けると、中は白いフワフワのクッションのようになっていますよねぇ。

保育士時代に子供と一緒に、そら豆のさやをむく経験をしましたが、さやの中のフワフワを見るだけでも子どもは楽しそうでした。

この白い綿のような部分は、葉や根から送られてきた栄養を蓄える働きがあり、豆の成長に合わせて豆に養分を送っているそうです。白いフワフワにも大切な役割があったのですね。

そら豆の栄養は?

豆類は全体的に鮮度が落ちやすく、そら豆の日持ちは3日と言われることもあります。また、さやから豆を出すと急速に鮮度が落ちるので、できるだけさやつきで買うことをおススメします。

そら豆は、むくみを解消する働きのあるカリウムや、骨を丈夫にしてイライラを予防するマグネシウムなどのミネラル分を豊富に含んでいます。また、肌荒れに効果的なビタミンCも含みます。

カロリーも低く、植物性タンパク質も豊富に含んでいるので、美容効果がとても高い野菜です!!おとなの女性には嬉しい野菜ですね!!

そして、そら豆の薄皮には、食物繊維が豊富に含まれているため整腸作用が期待できます。便秘にお悩みの方は鮮度のよいものを薄皮ごと食べると、より食物繊維を摂取できます。

大人だけでなく、赤ちゃんの頃から食べられるそら豆。生後5~6ヶ月の離乳食初期頃から食べさせても大丈夫とされているんです。

「そら豆」苦手な子どももいると思いますが、食べられなくても、そら豆の「さやをむく」だけでも食材に触れる経験になりますので、ご家庭でもお子さんと一緒に、そら豆のさやをむき経験をして楽しんでみてはいかがでしょうか?