こんにちは。みえハウスのスー先生です。

以前ブログで、小学校の時の給食の献立の中で「くじら肉のノルウェー風」が好きだったことを書きました。https://mie-house.net/tubuyaki/gakkoukyuusyoku-kodomo-sukinakondate.html

今の小学校の給食献立にはないと思いますし、ほとんどのご家庭でも「くじら肉」を食べることはないですよね…。

小学生の頃には給食の献立として出ていましたが、それほど頻繁に出ていた記憶はないなぁ…と。でも、鮮魚店には、くじら肉が売られていた記憶があります。

「コロ」と言われる、くじらの皮はよく見かけ、食べたこともありますが、これはあまり好きではありませんでした(笑)

こうして、くじら肉のことを書きながらも今は「ザトウクジラ」が好きで、クジラグッズを色々と持っている私です…汗

昔は食肉の中心だった!!

今は「くじら肉」は、珍しくて高級な食べ物という認識がありますよねぇ。今の子どもたちは、くじら肉を食べたことがなかったり、くじらの肉が食べられるということも知らなかったりする子どもも多いのではないでしょうか。

「肉」と言えば牛肉、豚肉、鶏肉が一般的な食肉ですが、昔は、くじら肉が食肉の中心だった時代もあるんです!!

縄文時代には、くじら肉を食べるだけでなく、土器などに骨を活用されていたようです。また、仏教の広がりより肉食が禁止された時代には、貴重な動物性タンパク質源として魚と同様に、くじらも食されていたようです。

江戸時代になると、効率のよい捕鯨が行われるようになり、くじら肉は庶民にも広く親しまれるようになりました。

学校給食の献立として取り入れられるようになったのは戦後からのようです。くじら肉は、高タンパクで低脂肪。鉄分も豊富な栄養価の高いお肉として給食で取り入れられ、子どもたちの栄養不足を補う大切な食糧でした。

そんな食肉の中心にあったくじら肉ですが、段々と牛肉、豚肉、鶏肉の供給量が増えていき、1987年には、商業捕鯨が停止になり、捕鯨は調査を目的としたものしか認められなくなり供給量も激減し馴染みのある食肉から、くじら肉は姿を消してしまいました。

懐かしい給食の味

私が「くじら肉のノルウェー風」が好きだと知っていたみえ先生が、先日、神戸市の広報紙に「くじら肉のノルウェー風」のレシピが掲載されているのを見つけて教えてくれました!!

そのレシピを見ながら、くじら肉のノルウェー風を作ってみよう!!でも…くじら肉はなかったので牛肉にして作りました…。

懐かしく思いながらも「くじら肉があったらなぁ…」と思っていた数日後…なんと!!またまたみえ先生が「最近できたスーパーで、くじら肉売ってるよ!!」と、そのスーパーのチラシを見て発見してくれたのです!!(みえ先生は何か引き寄せる力を持っているぞ!と、その時、私は思いました。!(^^)!)

もう、くじら肉を見ることも買うこともできない…と思っていましたが、くじら肉が今も身近に販売されているというこを知ることができて嬉しかったです。

今度は、ちゃんと「くじら肉」を使った「くじら肉のノルウェー風」を作りたいです。