こんにちは。みえハウスのスー先生です。

緑色で細長い野菜と聞くと、子どもは「きゅうり!」って答えるでしょうか。その、きゅうりとよく似た野菜「ズッキーニ」が旬を迎えています。

今でこそ、ズッキーニを調理して食べる機会がありますが、私が子どもの頃は、ズッキーニの存在すら知らなかったように思います…汗。

ちなみに、私が保育士時代に勤務していた保育園では、旬の時期に献立の中の食材で使われて出ていましたが、子どもたちは嫌がる様子はなく食べていました。

みえハウスでも旬の野菜として、ズッキーニを使ってクッキングしましたが「これな~んだ?」と、ズッキーニを見せると「きゅうり!」「きゅうり…?」と答える子どもが多かったです。

ズッキーニは…

ズッキーニはきゅうりの一種??と思ってしまいますが、実は、かぼちゃの一種なんです。

それも普通のかぼちゃと違い、日本ではハロウィンの時に見かける、園芸用として知られているペポカボチャの仲間なんです。日本では、あまり食用にならないペポカボチャですが、ズッキーニは食用として販売されているんですねぇ。

アメリカやメキシコが原産の西洋野菜ですが、日本では長野県と宮崎県で最も多く生産されていて、このふたつの地域だけで6割を占めています。長野県産は、初夏から秋にかけて出回り、宮崎県産は、初春から初夏にかけて出回っています。

かぼちゃのように、実が完全に熟すまでおかないで、早めに収穫します。私たちが普段見かけるズッキーニは緑色ですが、品種によっては白色、黄色、オレンジいろなどもあるようです。

きゅうりに似ているので、ぶら~んとぶら下がって実がつくのかな?と思っていたのですが、ズッキーニは、太い主軸から突き出すように実が付くんです!!

子どもも美味しく食べられる!!

ほのかな甘みがある淡泊な味で油との相性がよく、煮込み料理や揚げ物、ソテーなどによく使われています。

夏野菜を煮込む「ラタトゥイユ」は、ズッキーニを使った定番料理となっています。みえハウスでは、ズッキーニを入れた「ポトフ」を作りましたが、とても美味しく、子どもたちも喜んで食べていました。

また、新鮮なズッキーニは、生のままでサラダにしても美味しく食べられます。

余分な塩分を排出する働きがあるカリウムや、抗酸化作用があり免疫力をアップするβカロテン、かぜ予防に良いビタミンCなどが含まれているズッキーニ。

これから暑い夏を迎えますが、夏バテ防止にも良いズッキーニです。ぜひ食事に取り入れ、暑さに負けず過ごせるといいですね。