こんにちは。みえハウスのスー先生です。
三寒四温を繰り返しながら季節は進んでいますね。そんな今の時期に美味しく食べられる「春野菜」。
春野菜のきれいな緑色を見るだけでも春を感じます。そして、火を通すと緑色がもっと鮮やかになり、食欲を増します。こうして書いていると春野菜の天ぷらが食べたくなってきます(笑)
ひなまつりには、色々なご家庭の食卓をインスタで拝見しましたが、食卓に春野菜(菜の花、スナップエンドウなど)が添えられている写真をたくさん見て、春を感じウキウキしました!
苦い味にはワケがある!!
春野菜は、菜の花、スナップエンドウ、たけのこ、ふき、タラの芽、そら豆、春キャベツ、アスパラガスなど色々あります。
冬の間、土の中でじっくりと育ってきた春野菜の中には、ほんのり苦味を感じられる物もあります。
春に成長する野菜は、害虫から身を守るために「植物性アルカロイド」という成分が出され、これが苦味や独特の香りになるようです。
苦味のある春野菜って、大人向きの味だと思っていましたが、苦味にも理由があったのですね。
この「植物性アルカロイド」は冬の間、人間の体内に溜まってしまった老廃物を排出してくれるといわれています。他にも、新陳代謝を促進する働きがあり、ストレス緩和などの効果があります。
子どもは苦味があると食べにくいですが、これを聞くと、大人は積極的に取り入れたくなりますね!!
経験って大きいですね!!
春野菜の中でも先程書いた、スナップエンドウ、そら豆、春キャベツなどは苦味はありません。子どもにも比較的食べやすい春野菜でしょうか。
みえハウスでも、スナップエンドウやそら豆が旬の時、レッスンで使用します。スナップエンドウは、ボイルしたものをそのまま食べることもあります。
保育士時代にも今頃の季節になると、スナップエンドウとそら豆が献立に出ていました。両方ともボイル野菜として出ることが多かったです。
そら豆は、あの独特の匂いで食べにくそうな子どももいましたが、皮のままパクリ!と食べる子、皮をむいて食べる子など、様々でした。
またスナップエンドウは、ボイルすればそのまま食べられますが、子どもの中にはスナップエンドウを二つに裂いて、中の豆だけを取り出して食べている子どもがいました!!
全部食べられることを伝えると食べていましたが、枝豆と同じ感覚だったのか…(笑)スナップエンドウを食べた経験がなかったのか…。
そんな姿を見ると、子どもの頃から色々なものを食べる経験は大切だと感じました。
今の時期にしか食べられない春野菜。子どもにとって食べにくい苦味のある物もあります。でも、旬の春野菜に触れ、食べる経験は子どもの食を豊かにします。
ご家庭でも、お子さんと春野菜に触れる機会があるといいですね。