こんにちは。みえハウスのスー先生です。

暑い日が続いて、熱中症に気をつけながら過ごしている方も多いのではないでしょうか?

先日、みえ先生とテレビでプロ野球を見ていた時に、ピッチャーが登板を終えてベンチに戻り手にしたものが、

飲み物ではなく、なんと!?冷蔵庫で冷やされていた「バナナ」でした!!

みえ先生も私も「えっ!なんでバナナ?」と、二人で目を見合わせてしまいました(笑)

正直、熱中症と言えば水分補給をするイメージでしたが、実は果物の「バナナ」が熱中症に効果があるって、皆さんは知っていましたか??

バナナは暑さに効果的!

気温の高い日に汗をかくと、体からカリウムやビタミンが失われ筋肉の働きが悪くなり、けいれんを起こしたり、だるさや不整脈、熱中症の原因ともなります。

バナナは、主要のミネラルのひとつであるカリウムが多く含まれていて、熱中症や夏バテに効くと言われています。

カリウムは調理によって失われやすい特徴がありますが、そのまま生で食べられるバナナは、そのような心配がありません。

またバナナは他にも、紫外線が強くなる夏に肌の健康を整えてくれる「ビタミンB群」や、暑さで寝苦しくなる夜に睡眠を促してくれる「セロトニン」なども含まれていて、夏に効果的な果物なんです。

バナナは、小さい子どもも食べやすい果物なので今の暑い季節には、子どもの熱中症対策にもなりますね。

他にも体を冷やす果物は、パイナップル・マンゴーなどもありますが、どの果物も暑い南国が産地です。

暑い地で体を冷やすものが育てられているのには意味があるんですねぇ。

バナナの保存はどうする?

バナナって、すぐに皮が茶色くなってしまうイメージがあるのは私だけでしょうか??

バナナの保存に最適な気温は15℃~20℃とされています。今の時期は確実に上回ってしまいますね…。

なので夏場は、冷房の効いた室内や風通しのよい涼しい場所に保存することがおススメですが、食べ頃を知らせるシュガースポット(皮に見られる茶色い斑点)が出やすくなってしまいます。

そこで、好みの熟度を保ちたい時は、1本ずつ新聞紙に包みビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存してください。

ただ、シュガースポットが出る前のバナナを冷蔵庫に入れてしまうと甘くならないので、好みの状態に追熟してから冷蔵保存してくださいね。

そして、今の時期には「冷凍バナナ」もおススメです!

皮をむいて丸ごとラップに包んだり、スライスしてラップに包んだりして冷凍庫で凍らすと、アイス感覚で食べられるので子どもも楽しめるのではないでしょうか。

また冷凍すると1ヶ月程保存が可能になるので焦って食べることなく安心できますよ。

これからの夏本番に向かって「バナナ」の存在に注目してみるのもいいかもしれませんね。