8月に入りました。子どもたちの短い夏休みもどんどん過ぎていきますね…。ちょっぴりさみしい気持ちになる、みえ先生です。

今年の夏は、コロナ禍で家族での旅行やお出かけも自粛される方もいるでしょう。でも、子どもたちにとっては、つまらないですよねぇ。せめて、買い物だけでも家族で行こう!となるかもしれません。

しかし、ホームセンターはテーマパークではない!と困惑しているホームセンターの声もあります。きっとスーパーでも同じように困惑している声があるかもしれませんね。

それは、やはりマナーの問題ではないでしょうか。時にスーパーで売られている食品に穴が開いていることがあります。そう、サランラップの部分にです。

それを見た時「あちゃぁ~~~」と思う私です。

子どもは買い物で何を学ぶ?

子どもが買い物で学ぶことは、たくさんあります。食材(旬)を知ること、数の概念(個数を意識する)、野菜や果物に触れて重さを知る、店員さんとのコミュニケーション(尋ねたり、ありがとう、を言ったり)、お金の大切さを知る、などです。

マナーにおいては、店内を走り回らない、食品にさわらない、順番にならぶ、などです。

このマナーというかルールを子どもに伝えるには、ただ「ダメ!!」では伝わらないです。ちゃんと理由を伝えて、子どもが納得してはじめてルールを守ることができます。

たとえば、お店の食品をベタベタさわり、汚れたり、穴が開いたりしたら売れなくなりお店の人が困る、またその食品を欲しかった人も買えなくなり困る、と伝えることが大切です。

また、店内を走り回ってはいけないのは、転んだらケガをする、他のお客さんとぶつかったりもする、それはとても迷惑になることで、お店には自分一人だけではない、と伝えることが大切です。

子どもには、具体的に伝えるということがポイントです。

買い物のルールを守るのは、子どもだけではありません!!

買い物のルール違反をする大人の姿も少なくありません。

スーパーで食品以外のコーナーに、お肉や納豆などがポツンと置かれていること、ありませんか? きっと買い物の途中で「買うのやーめた」となり、元の場所に引き返すのがめんどくさ~いとなり、関係ない場所に置くのでしょうね…。コレ、絶対にダメですよね。

そんな大人の姿を子どもが見たらどう思うでしょうか?

また、私自身もお肉のパックを手に取った時、思ったよりも重くてパックが少し割れたことがありました。一瞬「えっっ!?」と思いましたが、そのまま購入しました。大人が試されることありますよね…。

コロナ禍でピリピリしたり、イライラしたりすること、大人も子どもも時にあるでしょう…。だから、ルールを破ってもよいのか…それは、コロナ禍とは別の問題です。

誰もが、この夏を気持ちよく過ごせるようにルールを守ることを忘れてはならないですね。