こんにちは。みえハウスのみえ先生です。

みえハウスのレッスンで作ったお料理を「家でも作ってみました!!」と言って頂くことが多く、嬉しい限りです。

みえハウスのレッスン内容は、「本日の活動」という形で、流れを書いた紙を毎回用意して、各ご家庭にお伝えしています。そこに、お料理の分量を記入して、おうちでも作れるように配慮をしています。

学校の調理実習でも、そうですが、家に帰ってからもう一度作り、おうちの人にごちそうする経験は、料理が上手になる近道なんです。

また、おうちの人に「おいしい!!」と言ってもらえることで、子どもの自己肯定感がアップすることは、間違いなしです!

今はコロナの影響で、料理上手になるきっかけの調理実習が、学校でなくなったことは本当に残念で仕方ありません。

子どもの調理技術が上らないわけ

小学生、中学生、高校生、大学生を対象に同じメニュー(わかめの味噌汁、野菜炒め、ゆでジャガイモ)を調理実習しているところをビデオにとって、調理技術が年齢によってちがうかを検証したところ、年齢による差はほとんどなかった…といわれています。

でも、小学生~大学生まで、けっこう幅が広いですよね…。また、小学校や中学校での調理実習があるのに、どうして身につかないのか…と疑問視されていました。

それは、調理実習だと何人かで一つの料理を仕上げていくので、調理実習では1人で作り上げることができません。なんとなく覚えたつもりでも、いざ1人で作るとなれば、「ん!?」となるかもしれません。

でも、ここで大切なのは、2回目からは1人で作ることを意識することなんです。作り方を忘れたから「やーーーめた」では、調理技術は上らないわけです。

前回のブログで、子どもが年齢を重ねるとだんだん食や調理に関心がなくなっていく…と書きました。

調理実習は楽しいけど、2回目から1人で作られない…とやめてしまう。そして、年齢を重ねると食や調理に関心がなくなる傾向があるので、小学生~大学生まで調理技術に年齢による差はほとんどない…というわけなんですね。

子どもが料理上手になる近道は!?

作り方を忘れてしまっても、1人で最初から最後まで作ってみる!ということが、とても大切なんです!通して作り上げることで調理技術はぐんと伸びるといわれています。

また、1人で作り上げた達成感は自信につながります。レシピ通りでないと作れないとか、調味料が足りないとか、料理をするにあたり立ち止まる時もあるでしょう。

そこで、どう工夫して進んでいけるか!!ですね。 私の場合は、ほんと面倒くさがり屋なので、どうしたら簡単に美味しく作ることができるか!!を考えるのが好きです。(笑)

それが、子どもが作りやすい簡単レシピになれば嬉しいなぁ~と思っています。また、簡単なので、子どもがおうちで作りやすいとも思います。

そして、子どもが作った料理を「おいしい!!」と言って食べてくれる、おうちの人たちの笑顔も子どもが料理上手になる近道のひとつですね!!