王子動物園内の標本木で、開花基準以上となる7輪の花が咲き、神戸もようやく桜の開花宣言です!見頃は、約1週間後になる見込みで、園内には、約480本のソメイヨシノがあるそうです。
見頃が楽しみですね! そして、桜が咲くと「桜もち」が食べたくなる私です。ほんと、花より団子です…(笑)
以前、みえハウスのレッスンで「桜もちに使われている葉は、どんな種類の桜の木の葉でしょうか?」とクイズをしたことがあります。
①ソメイヨシノ ②オオシマザクラ ③どんな種類でもよい の三択から子どもたちは、一生懸命考えていました。
正解の桜の木は!?
レッスンから帰宅した子どもが「桜もちの葉っぱは、オオシマザクラやねんで!」と子どもが言って、びっくりしました!とお母さんから報告がありました。
しっかり覚えて帰ってくれたんだなぁ~と嬉しかったです。
桜もちに使われるのは、やわらかくて毛が少ない「オオシマザクラ」の葉が正解です!塩漬けにしてより香りを出し、葉で包むことでもちに桜の香りが移り、乾燥を防ぐことができるのです。
過去には、しょうゆ漬けにしたこともあったそうです。どんな感じだったのでしょうか!?いろいろ試行錯誤の末に塩漬けになったそうです。
和菓子は基本的に、一口ずつ切ったり割ったりして食べるのがマナーですが、桜もちの場合は切ったり割ったりして食べづらいため、手で持ってそのまま食べてもOKなんです。
そして、桜もちの葉っぱは、食べても食べなくても良い ということになっているそうです。
桜もちの季節到来!!
関西地方の桜もちは、「道明寺」ともいい、もち米から作った道明寺粉を蒸して色をつけ、あんを入れて俵の形にします。
私は関西人なので、桜もちと言えばこの桜もちです。
そして、関東地方の桜もちは、「長命寺」ともいい、もも色に色付けした小麦粉を水で溶いてクレープのように焼きあんを包みます。
桜もちは、俳句の世界では春の季語になっています。満開の桜の時期 少しずつ桜の散る時期 葉が落ちる晩春の時期 の季語です。
つまり、桜を見ることができる3月下旬から4月上旬が、桜もちを食べる時期として適している…と言われています。
また、レッスンで桜もちの葉っぱクイズをしようかしら!?「桜もちの葉っぱは、オオシマザクラやねんで!」と、お母さんをびっくりさせる子どもが増えたら嬉しいなっ!!