こんにちは。みえハウスのスー先生です。

先日、インスタグラムのストーリーズに、ボンタンアメのパイナップルバージョンの写真を投稿しました。

その時にふと、パイナップルって、まるごと1個買って食べることは、なかなかないなぁ…と思いました。

今はスイカ、メロン、パイナップルなどの大きな果物は、食べやすい大きさにカットされて売られていることも多くなっていますよねぇ。

特にパイナップルは皮がしっかりしていて、切って食べるのもちょっと面倒くさそうな印象があります…汗。

それに、中心の芯の部分は、食べると口の中がイガイガするので、その部分もカットして食べなくてはいけませんよねぇ。こうして書いていると私は、ただの面倒くさがりなのかもしれません…(笑)

口の中がしびれる理由は…?

パイナップルの旬は7月~9月頃です。国産だと沖縄県の本島と石垣島で生産されていますが、国産は数が少なく希少なんです。国内で出回っている90%以上がフィリピンからの輸入になります。

最近では台湾産のパイナップルも、たくさん見かけるようになりました。この台湾産のパイナップルは、真ん中の芯の部分も柔らかくて、そのまま食べられる!!と、一時期ブームになっていましたね。

みえ先生と私も、そのブームに乗っかって(笑)台湾パイナップルを買って食べました!!確かに真ん中の芯の部分も柔らかく、甘くて美味しかったです。

芯の部分も食べられる!ということに、私はパイナップルを丸ごと1個買って食べようと思う気持ちにさせられました(笑)

芯の部分を食べると舌がイガイガするような、しびれるような感じになるのは、パイナップルに含まれているタンパク質を分解する酵素「プロメライン」が原因のようです。

舌にはぬめりがあります。これは唾液中に含まれるタンパク質が舌の表面を覆っているためです。

生のパイナップルを食べると「プロメライン」が唾液中のタンパク質を分解して溶かしていき、舌を覆うタンパク質が減り、舌が剥き出した状態になるため、パイナップルの酸味の刺激を受けてイガイガ、ヒリヒリと感じてしまうそうです。

パイナップルでアレルギー反応

このイガイガする症状がアレルギー反応の場合もあり「口腔アレルギー症候群」と言われていて、口腔内にしか症状がでません。口の中の違和感の他に、喉がかゆくなったり、唇が腫れることもあります。

フレッシュな食材で症状が誘発されやすく、加熱や加工により抗原性が落ちると言われています。なので、パイナップルの缶詰だとアレルギー症状は出ないようです。

アレルギー反応が気になるパイナップルですが、体にいいこともあります。

パイナップルは食物繊維がたっぷりで、お腹で膨らむので空腹感をおさえて便秘の予防に役立ちます。そんなことから、ダイエットにも役立つと言われているます。また86%が水分なので、水分補給にも効果的です。

生のままで食べるパイナップルは、水分補給効果があり、夏にはいい果物です。とはいえ、パイナップルは糖質が高いので、そこは気をつけないといけませんね。また、大人も子どももアレルギー反応(花粉症、アトピーなど)のある人は、特に気をつけてくださいね。