こんにちは。みえハウスのスー先生です。
最近スーパーや八百屋さんに行くと冬野菜だけでなく春野菜も見かけるようになりましたね。それだけでも、なんだかホッコリした気持ちになります。
相変わらず気候は寒かったり暖かかったりしますが、今は野菜からも冬と春を感じます。そんな野菜の中で、モコモコっとしたフォルムの「ブロッコリー」
そのままでも、調理しても美味しく食べられるブロッコリーは、今が旬の緑黄色野菜です。
栄養いっぱい!!
ブロッコリーをよく見ると、食べる部分はブツブツとしたものがたくさん集まっています。これは、一つひとつが「蕾」になっているんです。
私たちがいつも食べているのは、ブロッコリーの蕾の集合体である「花蕾(からん)」と呼ばれるものです。
野菜は、葉っぱの部分を食べる葉物野菜、果実を食べる果菜類、根っこの部分を食べる根菜類などがありますが、ブロッコリーは花の部分を食べています。
ブロッコリーのように花の部分を食べる野菜は珍しく、他にカリフラワーやふきのとうなども同じです。
そして、ブロッコリーはレモンよりもビタミンCが多く含まれています!!(水菜もそうでしたねぇ)ブロッコリーに最も豊富に含まれているビタミンCは、免疫力を高めてくれる効果があると言われています。
次に、たんぱく質!筋トレをしている人はブロッコリーを摂取するといいと言われます。たんぱく質は、骨や筋肉を生成するための栄養素だと言われているので子どもにも大人にも必要な栄養素です。
茹でると鮮やかな緑色になるブロッコリーですが、一番豊富に含まれているビタミンCは水に溶け出てしまうので、電子レンジで加熱したり、蒸したりなどの調理方法がおススメのようです。
太い茎の部分も食べていますか?
実は、花蕾よりも茎のほうが栄養価が高く、ビタミンC、カリウム、カロテンが豊富に含まれています。なので、ブロッコリーを食べる時は茎まで一緒に調理して食べることをおススメします!!
保育士時代にも、昼食にブロッコリーのごま和えや、ブロッコリーそのものを食べるボイルブロッコリーが出ていましたが、茎の部分も一緒に調理されていました。
私は小さい頃にブロッコリーを食べていた記憶があまりなかったので、保育士時代に子どもがブロッコリーを食べている姿を見て「すごいなぁ」と思ったことを覚えています。
みえハウスでも、ボイルブロッコリーをメニューに取り入れますが、子どもがパクリ!と食べる姿に、今でも自分の小さい頃の姿に重ね「小さい頃からブロッコリーを食べられるって、やっぱりスゴイ!!」と思います。
今月、みえハウスのレッスンでは、旬のしらすとブロッコリーを使ったメニューが登場しています!(もちろん、みえハウスでも茎の部分も一緒に調理しています。)ほとんどの子どもが、ブロッコリーを抵抗なく食べています。
中には、あまり好きではない子もいますが、ブロッコリーを小さく刻んだり、自分で食べられる量を考えて調理、盛り付けることで「ブロッコリー食べられた!」という姿も見られます。
苦手な物でも調理方法を工夫したり、自分で調理することで、ほんの少しでも食べてみようとする姿はいつ見ても嬉しくなります。
今の時期は、ブロッコリーの甘みが増して茎の部分も美味しく食べられるので、ぜひお家でもブロッコリーを使った料理をしてみませんか。