こんにちは。みえハウスのスー先生です。
寒い季節に美味しい冬野菜。お鍋に入れると美味しい野菜もたくさんありますよね。個人的に白菜はとても好きですが、水菜も好きです。今が旬なので安く購入できるのもいいですね。
最近、水菜を「大人になってから初めて食べた!」そして「美味しかった!」という人の声を聞きました。(私のなかではビックリでした!)その人は水菜をドレッシングで和えて食パンにトッピングして食べていました。
水菜って、そんなにメインで食べることは少ないんでしょうねぇ…。それほど食卓に並ばない野菜なのかもしれませんね。
子どもには食べにくい…
関西の方では「はりはり鍋」という料理があります。「はりはり」とは「鯨肉」のことを言います。鯨肉と水菜だけが具材のシンプルな鍋です。
昔は鯨肉が手に入りやすく身近な肉でしたが、段々と高価な食べ物になり、鯨肉を豚肉に代用して食べられるようになりました。
なので私は家で、はりはり鍋を食べたことはありますが、鯨肉ではなく豚肉と水菜でした…。そして私は、はりはり鍋の「はりはり」は、水菜のこだと思っていました…笑。今思えば恥ずかしい…。
はりはり鍋には欠かせない水菜ですが、生でも加熱しても美味しく食べられる野菜です。私は、そのままサラダにして食べるのが好きです。でも水菜って、少し苦味を感じたり、噛み切りにくかったりしますよねぇ。
私が勤務していた保育園でも、水菜がサラダや汁物に入って昼食に出ていました。でも、やっぱり…子どもは飲みこめず、口の中にずーっと残る…食事が進まない…そんな姿をよく見かけました。
水菜を小さく切ることで、なんとか食べていましたが、こどもにとっては食べにくい野菜なのかなぁと感じました。
水菜ってスゴイ!
でも水菜は栄養面では優れている野菜なんです!そして約90%が水分なので、低カロリー食材として大活躍なんです。
抗酸化作用があり、美肌効果や免疫力を高める効果があるビタミンCは、100gあたり55㎎含まれ、これはレモン1/2個分以上あります。
さらに、カルシウムも100gあたり210㎎と、牛乳の約2倍も含まれていて、野菜では抜群に多いのです!食物繊維やβカロテンも豊富なので栄養価のバランスがとれた優れた緑黄色野菜です。
水菜のビタミンCは水溶性なので、茹でると流出してしまいます。なので汁物に入れたり、鍋なら最後にご飯を入れて雑炊にしたりして溶けだしたスープも一緒に食べることをおススメします。また、生食ならビタミンCを逃がすことはないので、サラダがおススメです。
旬の野菜は、その時期に栄養価が高くなるので、美味しく安く(笑)取り入れられるのがいいところです。
子どもには食べにくい野菜かもしれませんが、先程書いたように小さく切って食べやすくするなど工夫して、旬の野菜を食べられるといいですね。