こんにちは。おやスーの時間を担当します!みえハウスのスー先生です。
「おやつ」という言葉を聞くだけで大人も子どもも何だかウキウキ嬉しくなってしまいますよね。
そんな「おやつ」にも、ちゃんと食べる意味と役割があるんです。私が保育士で働いていた時にも、もちろん「おやつの時間」がありました。体が小さく一回の食事でたくさんの量をたべることができない子どもたち。幼児の胃袋は大人の1/3程度で代謝がよく、運動量も多いので3食だけでは必要なカロリーや栄養素を摂取しきれません。
それを補う役割をするのが食事と食事の間に食べる「おやつ」(間食)です。
おやつはいつ食べる?
おやつは年齢によって少し役割がかわるところもありますが、1歳~2歳の乳児のおやつは“補食”の役割があり3歳~5歳の幼児になると、そこにお楽しみ的な要素が増え1日の生活の中での“小休止”や“気分転換”としての役割も果たすようです。大人にも、この小休止や気分転換は当てはまりそうですね。(大人はついつい気分転換の回数が多くなりますが…笑)
保育園・幼稚園などのおやつの時間は、補食の役割がある1歳~2歳(乳児)のおやつは午前10時と午後3時の2回、3歳~5歳(幼児)のおやつは午後3時の1回ということにも、先程書いたように子どもの体の成長と共にきちんと意味があるんですね。
また一般的に「おやつの時間」というと午後3時ですがこの時間にもちゃんと意味があり、午後3時頃は1日の中で食べた物がもっとも脂肪になりにくい時間帯だからだそうです。
農林水産省では、食事と食事の間隔は4~5時間が理想的といわれています。上手におやつをとることで夜遅くに食べすぎるのを防ぐという働きがあるようです。一方、おやつはとり方をまちがえると、量やエネルギーが多すぎて夕食がきちんと食べられなくなってしまい、食事のリズムやバランスを崩すことにも繋がるようです。
なので、大切なのは「食べすぎないこと」「時間を決めて食べること」と言われています。大人が聞くと少々耳が痛い!?言葉のようにも聞こえますね(笑)
やっぱりおやつは楽しい時間!!
こうして聞くとおやつの時間が堅苦しいものになってしまいそうですが、「お菓子の時間は生活の中の楽しみ!」「3食とは別に楽しく!」ともいわれています。
楽しくおしゃべりしながら色々な味を覚え、五味の経験値を高めていくよい機会でもある“おやつの時間”。また3歳児以上であれば、おやつの時間にお菓子作りを通して食育を促すチャンス!でもあるそうです。
“お菓子作り” という響きは、なんだかワクワクしますものね。
料理もお菓子作りも五感を刺激し経験する大切な食育!
子どもも大人も嬉しいと思うおやつの時間は共通です!
私も子どもたちの「楽しぃ~!」を大切に、おやスーの時間を一緒に楽しく過ごしたいです。