こんにちは。みえハウスのスー先生です。
1月のみえハウスのレッスンでは、旬の「小松菜」を使ったメニューが登場しています。
緑色をした葉物の野菜はアクが強いイメージがありますが、小松菜はアクが少なく食べやすい緑黄色野菜です。
レッスンの時に、みえ先生が子どもたちに小松菜を見せて「この野菜の名前はなんでしょう??」と聞くと、「ほうれん草!」と答える子どもが多かったです。
見た目は似ていますが、子どもたちには緑色の葉の野菜は小松菜より、ほうれん草の方が身近な野菜のようですねぇ。
そんな小松菜ですが、実は野菜の中でもトップクラスの栄養素を持っているんです!!
こんなことを知ると、子どもにもたくさん食べて欲しくなりますね!
小松菜は栄養たっぷり
小松菜には、βカロテン、ビタミンK、ビタミンB群、カルシウム、鉄、食物繊維など様々な栄養素を含んでいます。
特にカルシウムは、ほうれん草の2~3倍以上含んでいます。また、骨にカルシウムを沈着させる作用のあるビタミンKの含有量も多いので、骨粗しょう症予防にも効果的なんです。
小松菜はハウス栽培もされているので一年中食べられる野菜ですが、旬は12月~3月です。
冬の野菜なので、寒さに強く寒い時期ほど甘味が増して美味しく食べられます。ちょうど今が美味しい時期になりますね。
また、3月頃に出回るものは色が薄いため「鶯菜(うぐいすな)」とも呼ばれています。
全国的に栽培されている小松菜ですが、発祥は江戸時代で「小松菜」という名前は江戸時代に小松川(現在の東京都江戸川区周辺)で栽培されていたことから「小松菜」と名付けられたそうです。
今も関東地方での栽培が多く、関東では冬場の野菜として特に消費が多く、お正月の雑煮にも欠かせない食材となっているようです。
小松菜がパクパク食べられるレシピ
美味しく新鮮な小松菜を選ぶポイントは…
○葉の色は鮮やかな緑色で端が黄色くなっていない。葉の形は内側に丸まって肉厚。
○茎はハリがあり根元がしっかりしている。茎が長すぎない。
このようなポイントを見ながら、美味しい小松菜を購入してみて下さいね!
今月のみえハウスのレッスンで作った「小松菜と人参の和え物」は、子どもたちに大人気!!
1、ボールにスライスした人参(小1本)と切った小松菜(80g)を入れ、ふんわりラップで、電子レンジ600Wで3分レンチンします。
2.レンチンした小松菜、人参に、めんつゆ(大さじ1)しょうゆ・砂糖(各小さじ1)白ごま(大さじ1/2)を入れて和えると出来上がりです!
ボールに作った和え物を次々におかわりして、空っぽになることもありました!!
正直私は、小松菜は子どもには食べにくい野菜なのかなぁ…と思っていましたが、みえハウスでパクパク食べる子どもたちの姿を見ていると、自分の勝手な思い込みだったなぁ(汗)と思ったのでした。
今月レッスンに来た子どもたちが、小松菜の名前を覚えられるように小松菜の名前を伝えた後、みえ先生が、「小松菜の名前を忘れたら…こまっつな~(こまったな~)」というと、子どもたちは大笑い。
そして、小松菜の名前を覚えた子どもが「こまっつな~」と何度もつぶやいては笑う姿が何ともかわいく、楽しい食育だなぁと感じたひと時でした。