こんにちは。みえハウスのスー先生です。

暖かい春の日差しを感じる日が多くなってきましたね。その日差しと共に桜が開花し、もう満開の桜が見ごろを迎えている地域もたくさんあります。それだけで気持ちがワクワクしますね。

みえハウスの窓からは、阪急電車の線路沿いに咲いている桜が見られるんです!この数日で、その桜も次々に開花して、もうすぐ満開を迎えます。(写真は昨年のものです。)

阪急電車と桜のコラボレーション!(笑)が見られるのは今の時期だけ!!みえハウスからの貴重な景色です。

昨年は桜が満開の頃のレッスン時に、お花見気分で食事ができるように、いつもレッスンしている部屋とは別の部屋で食事をしたこともありました。それだけで子どもの食欲はアップし、パクパク食べていたことを思い出します。

いつもの食事環境に少し変化を加えるだけで、子どもの食欲がアップしたり、時には苦手な物も食べられたりします。

お花見気分も食欲アップに!!

私が勤めていた保育園には、園庭に大きな桜の木がありました。桜の咲く季節には保育室からも桜が見え、毎日がお花見のようでした。

昼食は、いつも保育室で食べますが、この季節になると園庭の桜の木の下に大きなシートを敷き、机と椅子を並べて、お花見気分で昼食を食べたことがありました。

いつもの保育室とは「違う場所で食べる」というだけで、子どもはなんだか嬉しそうにしていました。嬉しいと、おしゃべりも弾み、自然と笑顔もこぼれます。

子どもの中には、いつも食事量が少ない子が、その時はおかわりをしたり、いつもより食べるペースが早くなったりする子どもの姿も見られました。そして、大人自身の気持ちも少し穏やかになりました(笑)

「食事の環境を変える」ことで子どもの気持ちもかわり、より楽しく食事が食べられるようになります。また、季節を感じながら食べる経験もできます。

今はコロナ禍での生活となり、保育園では大人が子どもと一緒に食事をすることもできないようです…。きっと園庭で食事をすることも難しいでしょうねぇ…。

食事環境の工夫はステキな食育!!

ご家庭でも、ちょっとした食事環境の工夫で、子どもの食欲がアップすると嬉しいですよね。これは、ステキな食育です。

今の季節なら、外出気分で食事を食べられるように家のベランダで食事をしたり、窓を開け、外の風を感じながら食べるだけでも気分が変わります。

他にも、ピクニック気分で食事ができるようにお弁当にしてみたり、レストランやカフェ風にランチョンマットを敷いて食事を食べるのもいいですね。

みえハウスでも、ランチョンマットを敷いて食べていますが、それだけでも子どもから「わぁ~レストランみたい~」や、ランチョンマットを見て「かわいい~」などワクワクした気持ちが伝わってきます。

また、ワンプレートにして盛り付けたり、バイキング形式で食べたりなど、いつもと違う食事の持ち方で、子どもの食欲がアップするのではないでしょうか。

少しの環境の変化や工夫が、子どもにとっては「嬉しい!楽しい!」の気持ちにつながります。この気持ちが食事にもつながっていくのだと思います。

この春、各ご家庭で工夫して楽しくお食事ができたらステキですね!