こんにちは。みえハウスのスー先生です。

梅雨入りし、じめじめする日や夏日のような日があったかと思えば、あっという間に梅雨明けをした地域もあり…気候の変動が体調に影響してしまうこともありますねぇ…。

異常気象と言われている近年。この影響は人だけでなく、私たちが日々食べる物にも影響、変化を及ぼしています。

皆さんもご存知の「カツオ」

カツオは、春頃から旬を迎える「初カツオ」、秋頃から旬を迎える「もどりカツオ」の一年に2回あります。

でも今年は「初カツオ」が美味しく食べられる期間が長くなっているようです。

カツオは春、日本の南部から北上を始め4月~5月に一度目の漁のピークを迎えます。これが「初カツオ」のシーズンになります。

例年なら今の時期にはピークは終わっていますが、ここ4年程続いている黒潮の大蛇行の影響もあり、今の時期も豊漁が続いているようです。

生魚は何歳頃から大丈夫?

初鰹はサッパリした味が特徴で、お刺身でも売られていますが、小さい子どもに生の魚を食べさせるのは大丈夫かなぁ…と心配になってしまいます。

大人よりも抵抗力が弱く、食中毒になると重症化してしまう赤ちゃんには、もちろん食べさせることは控えてください。

じゃあ「何歳頃から食べさせても大丈夫?」と、思いますよね。

子どもの消化器官が大人のように働き始めるのは8歳~10歳頃とも言われていますので、8歳からと言った意見もあるようです。

でも、刺身や寿司の文化が身近にある日本で8歳まで食べないのは難しいかもしれません…。

ですので、体力がある程度つき、胃腸が生ものを消化できるレベルまで準備が整うと言われている3歳近くから、新鮮なものを少しづつ試していくとよいでしょう。

そして、体調の良い時にすることも大切です。

調理の仕方で「食べられる!」

みえハウスのレッスンでも旬の魚を使ったメニューが登場しています。もちろん、しっかり火を通し調理をして食べています!

先月から今月にかけて、初鰹を使った「かつおのたたき煮」を作りました。

かつおのたたきであれば、「骨がなく子どもにも切りやすく、生の状態で触ってもそのまま食べられるものなので安全に調理ができる」ということで、

子どもが切りやすい厚さに大人があらかじめスライスしておいたかつおのたたきを、子どもが半分に切りました。

みえ先生が「かつおの身は柔らかいから、そ~っと優しく切ってねぇ」と声をかけると、どの子も上手に切っていたこと!!

切ったかつおのたたきを、子どもと作っておいたタレの中に入れてレンチンして、美味しいかつおのたたき煮ができました。

魚料理が苦手な子どもも「美味しい!!」とペロリと食べる姿に、調理の仕方(工夫)や自分で作ることで「食べられる!」に繋がり、自信になることは本当に素敵だなぁと改めて思いました。