こんにちは。みえハウスのスー先生です。

数日前まで半袖で過ごしていたかと思えば、急に気温が下がり、長袖がないと過ごせない日々になりましたねぇ…。

寒くなると体が温まるものが食べたくなりますね。私は「お鍋」が食べたくなります。

お鍋には「お肉」を入れることが多いでしょうか。私の家では、水炊きをする時にお肉だけでなく、魚を入れる時もありました。

お鍋に入れた白身魚をポン酢で食べるのが美味しかったですねぇ~。魚の身も骨から取りやすかったように思います。

魚は栄養満点!!

骨があって食べづらく感じる魚ですが、魚は栄養がいっぱいで大人にも子どもにも、とても体にいい食べ物なんです!

強い体を作る「タンパク質」 魚のタンパク質は、お肉に負けない良いタンパク質だと言われています。体の中のいらない塩分を排出する働きがあり、成人病を予防します。

頭がよくなる「DHA(ドコサヘキサエン酸)」 人間の脳の細胞をつくる大切な栄養です。抗アレルギー作用もあります。ご存知の方も多いと思いますが、DHAは青魚に特に多く含まれています。

目がよく見えるようになる「タウリン」 疲れをとったり血管をキレイにしたりする力を持っています。また、赤ちゃんの脳を育てる働きもあるそうです。

骨や歯を丈夫にする「カルシウム」 魚には他の食べ物と比べものにならないくらい、たくさんのカルシウムが含まれています。小魚を丸ごと食べるといいと言われています。

血管の掃除をしてくれる「EPA(エイコサペンタエン酸)」 血液の流れを妨げる悪いコレステロールや脂肪を減らす働きをします。このEPAも青魚に多く含まれています。

こんなに栄養いっぱいの魚を食べないのは、もったいない!と思ってしまいますねぇ。

小さい子どもは、生魚に気をつけて!

前回のブログで、魚には骨があって食べづらい…でも、骨を取りながら食べる経験も大切ということを書きました。

もちろん経験を重ねることは大切ですが、そればかりにとらわれると魚を食べること自体が嫌になってしまうと悲しいので、工夫をしながら食べられるといいなぁと思います。

今は回転寿司が普及し、子どもも手軽に魚を食べられるようになっているのではないでしょうか。手軽に…と言うと「缶詰」も、そのひとつですよね。

ただ、お寿司は生魚になりますので、年齢が小さい子どもは要注意です。

生魚は、加熱したものに比べ消化が悪かったり、食中毒の心配があったります。赤ちゃんは大人に比べると抵抗力が弱く、食中毒になると重症化してしまう恐れがあります。

離乳食期を過ぎて、体力がある程度つき、胃腸が生ものを消化できる準備が整う3歳頃からがいいと言われています。そして、元気な時に少量ずつから始めてみるのがいいようです。

食欲の秋、栄養満点の「魚」をちょっぴり意識して食べてみてはいかがでしょうか。