こんにちは。みえハウスのスー先生です。
野菜や果物が美味しい季節ですが、秋には美味しいお魚も食べられますね。
秋に美味しい魚と言えば「秋刀魚」が一番に思いつく私ですが、「秋鮭」「秋鯖」「鰹」なども美味しい季節です。
魚は好きだけど、骨があるので食べづらい…骨があるから面倒くさい…そんな方も多いと思います。
魚の種類によって骨があっても食べやすい魚もあれば、小骨がたくさんで食べにくい魚もありますもんねぇ…。
刺身、焼き魚、煮付けなど色々な調理方法がありますが、お子さんのいる家庭では、どのような調理方法で食べることが多いでしょうか。
骨のある魚は子どもは食べづらいですが…。
私が保育士時代に勤めていた保育園では、季節の旬の魚が焼き魚、フライなどの調理方法で昼食に出ていました。
フライの魚は比較的食べやすいようでパクパク食べていましたが、焼き魚になると苦戦している姿が多く見られました。
子どもが自分で、魚の骨を取りながら食べる経験ができるように…という思いもあり、骨抜きをしていない状態で出てきていました。
0歳児~2歳児までは、保育士が一人ひとり魚の骨を取り除いて配膳していましたが、食事の準備では大人が大変でした…汗。
季節の旬の魚が献立に出ていたので「さんま」「たちうお」「さけ」「ぶり」「たら」など様々でした。骨が少なく食べやすい魚だけでなく、小骨の多い魚も出てくるので、その時には苦戦している姿がありましたねぇ…。
食べ始めてしばらくすると、お皿の中で魚の身と骨が入り交じって大変なことになっている子どもがいます。
そんな中、自分で上手に骨を取りながら食べている子どももいて関心したこともあります。
かと思えば、そのまま魚にかぶりつこうとする子どもも…汗。
このような姿を見て、なかなか家庭では子どもが自分で骨を取りながら食べる経験は少ないのかなぁと感じました。
子どもが自分で魚を「食べる経験」を!!
私は小さい頃から、家庭で魚を食べる機会が多かったように思います。自分でちまちま(笑)骨を取りながら食べていた記憶があります。
ただ、母親に魚の食べ方を教えてもらった記憶はなく…(覚えていないだけかもしれませんが…笑)骨を取りながら食べることを苦に思っていなかったのかなぁと思います。
そして、小さい頃に魚を食べて喉に骨がささった経験もなく、保育士になってから子どもと一緒に食事をするようになり、急いで食べていた時にさんまの骨がささり、大人になってからのほうが痛い経験をしました…。
小さい頃に魚を食べて喉にささった経験をしたり、食べるのが面倒くさいと思ったりすると、それがきっかけとなり、魚を敬遠してしまうこともあるかもしれませんね…。
また、魚の生臭いにおい、魚によっては身がパサパサ感じる食感、親が魚が苦手で家庭の食卓に並ばない…など様々な理由はあるかもしれませんが、小さい頃から魚を「食べる経験」を重ねることは大切な食育だと感じます。
骨が取りやすく比較的食べやすい「鮭」や「鱈」、これから旬を迎える「鰤」などから魚を「食べる経験」をしてみてもいいかもしれませんね。