秋の収穫体験といえば、芋掘りが一番に思いつく私です。
やはり、保育士時代にゆりぐみ(年長児クラス)の子どもたちと「さつまいも掘り」に行った楽しい思い出があるからでしょうね…。
その思い出を綴った「ゆりにっき」を久しぶりに読みました。上の集合写真もなつかしい~。
私が写っている方を半分カットして載せちゃいました。(笑) みんな、もうすっかり大きくなっています。
子どもの足元には、収穫したさつまいもが写っていますが、収穫量はこれ以上でした!
今回のブログでは、その「ゆりにっき」を編集して掲載したいと思います。
神戸で芋掘り体験!!
阪急三宮から地下鉄に乗り、谷上へ…そこから、神鉄に乗り換え二郎(ニロウ)まで…という長い道のりです。
しかし、谷上方面の電車は大変すいており優雅に座って、「あと何駅かなぁ…?」と駅を数えながら乗っていました。
到着すると、さっきの三宮の街並みからタイムスリップしたような、のどかな風景です。田舎道をトコトコ歩き、芋掘り体験をさせて頂く農園へと向かいました。
農園へ到着すると荷物を置いて、さつまいも畑へ行きました!
「1人3株は掘りましょう!」と、さっそく畑仕事を開始しました。客観的に子どもたちの姿を眺めていると、都会に生まれてこんな体験、本当に貴重だなぁ…と思いました。
普段はお店で買って食べている「さつまいも」をまさに今、自分の手で土から掘っているなんて、すごい!といろいろと思いを巡らせていました。
すると、「せんせーい、手伝ってぇー」との声が、あちらこちらから聞こえてきたのです。
立派なお芋だけに、しっかり掘らないと抜けないのです。かなりの力と根気が必要でした。私も手伝うものの、姿勢が辛く軍手はすぐにドロドロになりました。
「農家の嫁は、私には務まらない…」と心の中でつぶやいていました。
しかし、子どもは純粋でまっしぐら!「芋を掘りおこす」という作業に夢中です。大人に手伝ってもらったり、励ましてもらったりしながら、諦めずに必死に取り組む姿が、とてもまぶしかったです。
秋は収穫体験が楽しめる季節です!
「やったぁー見てー」という声の方に目をやると、1株を笑顔で握りしめた子どもの姿が!!
その1株に大きなさつまいもが、たくさんぶら下がっています。
「うわぁーすごーい!!」と、その姿に刺激を受けて周りの子どもたちも、どんどん掘りおこしていきました。
やっぱり、子どもってすごいなぁ…。根を上げるのは大人の私の方かも…と苦笑いしてしまいました。
気がつけば、山のような収穫!! 掘ったさつまいもを持って記念撮影し、子どもたちは達成感に満ちた笑顔でした。
と、「ゆりにっき」に綴っておりました。
今でも、貴重な収穫体験の場を与えて下さった農園の皆様に感謝でいっぱいです。
スーパーで売られている野菜しか見たことがない子どもも多い中…
土を掘りおこすことで「さつまいも」は土の中で育つことや、収穫すると1株に「さつまいも」がたくさんぶら下がっている!と知ることができるのです。
収穫体験は「子どもの食育につながる」こと、間違いなしです!
ぜひ、秋はご家族で収穫体験を楽しんでみてはいかがでしょうか!?