灘区、王子公園の桜は毎年本当にキレイです。みえハウスは阪急王子公園駅の山側にあるので、教室から阪急電車も桜もよく見えて、とても恵まれた環境です。桜と阪急電車の撮影をしている人の姿も見えます。

いつもなら、大変にぎわう王子公園…。でも、今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、花見は自粛、地域のうこんの桜まつりは中止、王子動物園も閉園…という残念な状況です。ましてや兵庫県が指定地域に入り緊急事態宣言が発令されたのですから、今は耐え忍ぶ時だと思います。

でも桜は「来年も咲くから、みんな頑張って!!」と励ましてくれているようです…。

数年前のうこんの桜まつりは雨でした。うこんの桜まつりには、保育園の年長児と年中児が参加して歌をうたうのです。雨にも負けず、子どもたちは頑張ったのに、担任の私は納得のいかない朝を迎えていました。

今、振り返ると恥ずかしい限りです。今年のように中止になる残念な年もあるのに、前向きに心を切り替える大切さを改めて感じる “うこんの桜まつり編*ゆりにっき” です。

うこんの桜まつり

【「雨なんてありえないっ!!」と自称、晴れ女の私は、朝から納得がいかないのです。天候には逆らえない…と分かっていながら、ブツブツと出発準備をしてしまうのです…。

ひしめき合っている会場、狭い空間、慣れない場所でも一生懸命うたう、年長、年中の子どもたちに頭が下がりました。

♪おひさまになりたい ♪手のひらを太陽に の2曲をうたいました。そんな子どもたちの姿を見て、朝からブツブツ言っていた自分を反省しました。

“次回は絶対に晴れにする!!念力!!念力!!と拳を握る私でした。】

と、うこんの桜まつりについて短い日記が綴られていました。私はこれを読み返した時、“自称、晴れ女” なんてよく言うわ!!なんて傲慢なんやろ…と当時の自分に腹が立ち、恥ずかしくなりました。

若さゆえに勝気なところがあったのでしょうが、出発前に「今日は雨が降ったけど、うたう歌はおひさまと太陽の歌だから、みんなの歌声で雨が止んだらいいね!」と言葉がけられなかったのか…と思いました。

子どもが主役!子どものモチベーションをあげて出発しなさい!と当時の自分に言いたいです…。でも、こんな担任ですが子どもたちが頑張ってくれたことが救いでした。ありがとう…。

コロナに負けない未来!!

物事が上手くいかない時やハプニングが起きた時、諦めて残念で終わるか…問われるところです。

昔の私は、打たれ弱いところがありました。なので、雨に文句を言うのです。今なら、少し打たれ強くなってます。(笑)

おひさまと太陽の歌をうたう時に雨が降るなんてラッキー!!子どものモチベーションが上がる言葉をかけたら、今日は一番の歌声になるかもしれない!!と今ならワクワクした朝を迎えると思います。

今年のうこんの桜まつりは中止になり本当に残念です…。でもこの先、永遠に地域交流が断たれるわけではない!と先を明るく考えたいです。必ず地域交流を楽しめる日がまた来ると!!

毎年キレイに咲く桜に元気をもらって、コロナに負けない未来へ向かっていきましょうね!!