こんにちは!みえハウスのみえ先生です!

先日、スー先生が「春キャベツ」についてのブログを書いていました。https://mie-house.net/syoku-seikatu/harukyabetu-kyabetu-douchigau.html

一年中見られる野菜の中でも「春○○」や「新○○」と呼ばれ、今の時期にしか食べられない物もありますよね!と述べるスー先生。

ほんと、限定ものに弱いスー先生のウキウキが伝わってきます。(笑) では、私は「新○○」についてのブログを書きたいと思います。

それは今の時期、みえハウスのレッスンにも登場する「新玉ねぎ」です!

子どもたちに、「春に出回る玉ねぎは、新玉ねぎと言うんだよ!」と言うと、「知ってる~~~!!」と言う子も。おっ、そうそうその調子!!

次に「茶色い玉ねぎと違って、なんで白っぽいと思う?」と聞くと、「…… …… …。」

そりゃ~~~分からんよね…。 大人だって、答えられないかもしれません!!(笑)

新玉ねぎと玉ねぎの違い

答えは「乾燥させていないから」です。収穫した玉ねぎを、1か月間ほど干して乾燥させたものが、1年中お店に売られている茶色い玉ねぎです。

干すことによって表面の皮が茶色く固くなり、水分が飛んで辛味が強くなります。そして、長く保存することができます。

一方、新玉ねぎは、収穫してすぐに売られるので長く保存はできませんが、水分が多くて甘みも強く、サラダなどにすると美味しいです。このような簡単な説明で、子どもには十分伝わると思います。

私の母も、新玉ねぎが出るとスライスしてしょうゆとかつお節で食べるシンプルな一品を作っていました。「辛くないよ!」と母に言われ、子どもの頃食べた記憶があります。

みえハウスでも、このように生で食べられたらいいのですが…。やはり基本、食材には火を通して提供するようにしています。

ですので、新玉ねぎはスープにしていただきました。

新玉ねぎスープ

玉ねぎを切るとき「涙が出たらどうしょう~~~。」とカワイイ子どもたち。涙が出るのは、玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分が原因です。

この硫化アリルは、血液をサラサラにする効果や体の疲れをとるビタミンB1の吸収をよくする働きがあります。

でも硫化アリルは、水溶性のため水分に溶け出しやすい欠点があります。なので、生でも美味しく食べられる新玉ねぎは、栄養素の流出が少ない食べ方ができるのです!

でもスープにすれば、流出した栄養素もスープに含まれているので、全てを体に取り入れることができます!

子どもたちは、新玉ねぎ(小3個)を切って鍋に入れ、そこへ水900ml、ブイヨン3個を入れて煮込むだけのシンプルなスープを作りました。

熱々のスープが出来上がりました。フゥーフゥーしながら食べ「スープおいし~~~!!」と子どもたち。トロトロになった新玉ねぎのスープはサイコーだったようです。「玉ねぎ、あまーーい!!」と言って、おかわり続出でした。

元気にモリモリ食べる子どもたちの姿が、私の栄養素になりました。