こんにちは。みえハウスのスー先生です。

最近、小さい頃から好きだったお菓子を見つけて購入しました。そのお菓子は、うちわの形をしているお菓子です。

ふ菓子のような食感で、ほんのり甘い素朴な味で、駄菓子のような感覚で食べられるお菓子。

小さい頃は、一年中よく見かけていたように思うのですが、今は6月下旬頃からスーパーなどで見かけるようになりました。そう言えば昨年も今と同じ位の時期に購入したなぁと、思いました。

昔は、もう少し優しいお値段(笑)だったような…と思いながらも、その、うちわのお菓子を見ると手が伸びて購入してしまいました。

そして、うちわのお菓子が、今の時期によく見かけるのには理由があったことを、今になって知りました…汗。

お盆のお供え物!?

地域によって違いがありますが、7月と8月は「お盆」の時期になります。

全国のはとんどの地域では8月にお盆を迎えますが、関東地方や北海道の一部では7月13日~15日(地域によっては16日)にお盆を迎えます。

お盆の時期に違いがあるのは、明治時代に旧暦から新暦に切り替わったことがきっかけだと言われています。

この「お盆」には、ご先祖さまの魂が里帰りをしてきます。ご先祖さまが、こちらに居る間に、ゆっくりくつろいでもらうために色々お供え物を用意します。

そのお供え物のひとつに、私が小さい頃から好きだった「うちわのお菓子」もお供えされているんですって!!

ただ、うちわのお菓子をお供えするのは、関西地方が中心のようで、今の時期に関西地方ではよく売られているんですねぇ。

駄菓子感覚で買って食べていたお菓子が、まさか、お盆にお供えするお菓子だったなんて…知ってビックリでした…。

お供え物にも意味があるんですね。

うちわのお菓子は「水子様が喜ぶお菓子」と言われて、お供えされるそうです。(これも知って、またビックリでした…)

他には、丸い果物。一番喜ばれるのは「スイカ」だそうです。今のように冷蔵庫がなかった時代の夏に、果物の中で一番のごちそうが井戸水や川で冷やしたスイカだったと言われているんですって。

お花は、ハスの花。15日にご先祖さまの魂がハスの花びらに乗って帰って行くと言われています。たくさんのご先祖さまのために、花弁の多いハスの花を飾るといいようです。

お供え物だけでなく、きゅうりやなすびなどを使って飾り物を作り、ご先祖さまを迎えたり送ったりすることは、よく知られていますね。

このことについては以前、みえ先生のブログで書いていますので合わせてお読みください!!

今回、自分の好きな「うちわのお菓子」が、お盆につながりがりがあることから、お盆の話になりましたが、私も含め今の子どもたちも、昔のようにお盆を迎える機会は、なかなかないと思います。

昔からの日本の行事について触れる時もあるといいなぁ…と思いました。