バイキングの魅力は、料理、飲み物、デザートなどのメニューの中から、好きなものを好きなだけ選んで食べられる…というところです。

並んだメニューを目で見て楽しみ、どれにしょうか迷って楽しみ、ワクワクするものです。

私も3年前の夏、家族や友人のグループでサマーバイキングというものに参加しました。

しかし、私はバイキングの魅力や楽しさを全く感じることなく、一人取り残された気分で参加しておりました。

いや、気分ではなく物理的にテーブルに一人取り残されておりました。それは仕方ないのです…。

私は松葉杖をついての参加だったのです。

もちろん、家族や友人は私の食べ物も運んでくれますが、やはりバイキングだけに自分で選ぶ楽しさがないのはつまらないものです。

術後がこれほど長引くとは…思ってもみていませんでした。

決断したものの…。

私の足の裏には、シミのようなほくろがあり、ずっと気になっていました。

少しずつ大きくなっているような気がして、皮膚科を受診しました。たぶん良性とのことでしたが、ほくろは大きいので取った方がよいと言われました。

夏は仕事(保育士)が普段よりも休みやすいので、夏に手術をする決断をしたのです。

術後の痛みや状態には、個人差があるそうで、本当にどんな痛みか想像できずピンときていなかった私です。

手術当日。足の裏にする注射(麻酔)は、かなり痛いと聞き覚悟してました。

麻酔をする時、先生は「この注射を頑張れたら、今日の手術は終わったと思ってください」と…言われるほどの痛さでした。

注射の痛さを我慢した私は、もう何もかも終わった…とホッとして手術を終えました。

これが大きな勘違い!!そう、これが始まりだったのです…。この日から私は約1ヶ月、足の裏の痛みと戦うことになりました。

激痛の夏

翌日から足の裏には激痛が走り、室内ではハイハイ、戸外では松葉杖が移動手段となりました。

私の場合、ほくろの場所が足の裏の真ん中でした。その部分をえぐるようにして、ほくろを取ったのでダメージが大きかったのです。

病理検査の結果は良性で安心しながらも、痛みが続き歩けない生活は本当に辛かったです。

ハイハイで移動しながら、ハイハイしている子どもの目線ってこんな感じか…人の足ばかりが目の前にあったら怖いなぁ…と思うのでした。

7月の末に手術して、まさか8月半ばのサマーバイキングの時まで松葉杖をついているとは…という夏でした。

3年前の夏の思い出です…。今思えば、貴重な経験だったと思います。

猛暑が続いている8月ですが、大人も子どもけがなく元気な夏の思い出を作ってほしい!!と思います。