寒くなってきました…。でも寒さに負けず、いくつになっても健康で体型維持を心掛けたい、みえ先生です。
先日もトレーニングに行ってきました! 私のパーソナルトレーナーさんの子育てのお話は、色々おもしろいのです!
小学4年生の息子さんが鬼滅の刃の最終巻が欲しいので、父ちゃん(トレーナーさん)に「ジュンク堂で予約して!」とお願いしたそうです。
すると、父ちゃんは「なんで!?」とひと言…。そして、自分が欲しいものだったら自分で電話をして予約をするように促したそうです。そして、ボクちゃんはドキドキしながら、ジュンク堂に電話をして無事に予約ができたそうです。
ボクちゃんは、父ちゃんにいい経験をさせてもらっているなぁ~と感心しました。自分で電話をして予約ができたことは、きっと自信につながったでしょうね!
幼少の頃から様々な経験を大人が促し、自分のことは自分でする!という意識や、質問には自分で答える!という意識を子どもがもつことは、とても大切です。
あっ、質問には自分で答えるとは「お名前は?」とか「何歳?」とか、自分のことを聞かれた時は、自分で答えるということです。
名前と年齢を言うぐらい簡単!と思いがちですが、意外に子どもは難しいんですよね…。子どもが緊張しながらもいろんな場面で経験を重ねていけるように、大人が意識して促すことが大切です。
子どもができないことを、大人がかばってしまうと…。
エピソードをもう一つ…。これは、ずいぶん昔のお話で、友だちの彼氏さんとのエピソードです。(現在は、お別れになっているので友だちにOKをもらい書いてます。)
彼氏さんに、私が初めてお会いした時、「こんにちは」とごあいさつ。でも、返ってこないのですよ、あいさつが…。でも、めげずに「今日はお仕事、お休みですか?」と聞きますと、友だちの方を向く彼氏さん。そして、友だちに「今日は、休みやなぁ…」と確認するように言うのです。
きっと人見知りが強く、恥ずかしがり屋さんなのでしょう…。でも、いい印象はありませんよね…。そして、この方はどんな風に育ったのだろう…と考えるのは職業病でしょうか…(笑)
あいさつをすること、自分の質問には自分で答える、という幼少の頃からの経験が少なかったのかもしれません。
子どもが、あいさつをすることや自分で答えることができなかった時、その代わりを周りの大人が、いつまでもしていたのでしょう…。
そんな子どもの姿を最初は受け止めながらも、「恥ずかしくても、あいさつができないのは、よくないよ!」と自分と相手との心をつなぐあいさつの大切さ、そして、「いつまでも誰かが代わりに答えてはくれないよ!」「自分にしか答えられないこともあるんだよ!」…と伝えていく必要がありますね…。
子どもが知識や技術を身につけることも大切ですが…。
みえハウスのレッスンは、あいさつからスタートします。そして、体験レッスンや通常レッスンで初めて会うお友だちには、必ず自分で名前と年齢を言ってもらいます。そして、それぞれの名前や年齢を知ってからレッスンスタートです。
このようにスタートすると、少人数ということもありますが、たちまちアットホームな雰囲気が広がります。
そして、「自分の食べる量は、自分で伝えてね。」と伝えておくと、「うちの子、人見知りをするんです…。」と、お母さんが心配するお子さんも「人参は減らしてほしい」と自分のことを自分で伝える経験ができました。
みえハウスは食育教室ですが、子どもが料理の知識や技術を身につけることが一番の目的ではありません。(ホームページにも書いてあります!)
みえハウスのレッスンで、幼少の頃から様々な経験を重ね、子どもが身につけてほしい!と思うことはたくさんあります。その中のひとつが、「自分のことは、自分で伝える!」そして、「あいさつをする!」ということです。
子どもが自分のことも、相手のことも大切に思えるように育ち、将来心地よい人間関係が築ければ…と願います。