今は食べること大好き!!な私(すー)ですが、小学生の時は給食の時間が苦痛でした…。

昔は少食で食べるのが遅かった私は、配膳される給食を食べることが精一杯…そこに牛乳がつき…(当時はビンの牛乳でした…笑)楽しい給食の時間とは程遠いものでした。

食べるのが遅い私は、みんなが給食を終えて掃除の時間になる中で(当時は、給食後に清掃の時間になっていました)給食を食べていたことも多々あり、遅くなると食器は返すので、担任の先生はアルミホイルを出してきてお皿にし、給食を完食するように指導されました。今でもはっきり覚えています

アルミホイルをお皿にされたり、食べている横で掃き掃除をされたりすると辛くなり、ここまでして食べさせられるのか…と思いました。

ちょっと工夫でこのおいしさ!!

パン食もコッペパンを一本完食できたことはほぼなく、唯一持って帰れるのはパンだったので、残して持って帰っていました。でもコッペパンを一本完食できた思い出があるのです。それは冬になると教室にストーブが置かれ、給食の時間になるとそのストーブの上で先生がコッペパンを焼いてくれました。

それで食べることができたのです。(今の時代には考えられないですねぇ…笑)コッペパンを焼いてもらえることで、温かくおいしく感じ、その時だけは残さず食べることができました。ちょっぴり焦げていてもおいしかったです。

ちなみにこの先生はアルミホイル指導の先生ではありません!当然ですが…。

今思えば少しの工夫で何か特別感を感じるんですよね…。子どもの心が、ウキッとすることって大事だったんだなぁ…と思います。

そして給食の時間には4人ずつ机を向き合わせ、小グループのようにして食べていた記憶もあり、先生は少しでも楽しい給食の時間になるように工夫してくれていたのかなぁ…と思いました。

子どもたちのために作りたい空間は!!

現在コロナ禍の中、やっと始まった学校生活…そして給食…。TVのニュースで簡易な給食内容や、全員前を向いた状態でおしゃべり禁止で、黙々と給食を食べる子どもたちの姿を見て胸が痛みました…。

給食の時間を苦痛に感じていた私ですが、そんなニュースを目にするとワイワイとおしゃべりをしながら食べていた給食の時間は、楽しい時間だったのだろうなぁ…と思います。食べるのが遅かった私でも、友だちと一緒にワイワイ食べる空間は楽しかったです。

6月20日からレッスンを再開すると、子どもたちは笑顔でみえハウスに戻ってきました!!みんなで一緒に作って一緒に食べました!

以前とちがいクッキング中はマスク着用、食べる時はアクリル板を置く…というところがあっても、子どもたちは順応性がすばらしく、本当に楽しそうでした。

そして、たくさんの笑顔があふれています!その姿を見た時に、やっぱり楽しく食べられる空間はステキだなぁ…と改めて感じ、これからも子どもたちが新しい日常で楽しく食べられる空間を工夫して作っていきたい!と思いました。

(みえハウすーちゃんでした。)