まだまだ暑さの厳しい毎日ですねぇ。
今年は梅雨が長く、日照不足や豪雨などの影響で例年よりも野菜が高くて困りますね…。
今なら夏野菜が安くて家計に優しいはずが、その夏野菜にも影響がでていてトマト好き..いや、夏野菜好きの私は何だか悲しくなります…。
旬の野菜はその時期においしく、お手頃価格で食べられることがメリットですが、今年の夏はそうはいかないようです。
私たちは一年間を通して、旬の野菜を必ず食べていると思います。
その食べている野菜、「それは野菜のどの部分を食べてるの??」って聞かれると、「ん?どこだろう?」ってなりませんか?
さて、これは野菜のどの部分?
野菜は主に、実・葉・茎・花のつぼみ・地下のくきや根を食べる野菜の5つのグループに分けられます。
これだけを聞くと、いつも食べている野菜を思い浮かべて、なんとな~く「あの野菜は、あのグループだなぁ~」と想像できるものもあると思います。
では、「実」の部分を食べる野菜を思い浮かべてみて下さい。そうです!
なすび・トマト・ピーマン・きゅうり・オクラ…などです。
次は、「葉」の部分を食べる野菜は? これもだいたい予想がつきますよねぇ。
レタス・キャベツ・ニラ・白菜・ほうれん草…などです。そして、「えっ?!これも葉の部分を食べてるの!」と思う野菜があります。
それは…玉ねぎです! 見た目は実か根の部分を食べているように思いますが、玉ねぎは「葉のつけね」の部分を食べているんです。
それでは「茎」の部分を食べている野菜、と聞くとどうでしょうか? 思い浮かぶ野菜はありますか?
これは、アスパラガス・たけのこなどがそうなんです。形的には、なるほどなぁ~と思いますね。
「花のつぼみ」の部分を食べる野菜は、以前ブログでも書きましたが今が旬の、みょうがです。
他にも、ブロッコリー・カリフラワーなどがあります。たしかにつぼみに見えますが、大きなつぼみですねぇ。
ブロッコリーは、つぼみの間に収穫しないと黄色い花が咲くそうです。
「いも」と「いも」でも違うんです!
では最後に、「根」や「地下茎(ちかけい→地中にある茎)」の部分を食べている野菜です。
根と聞くと土の下、なので…大根・にんじん・ごぼう・かぶ・さつまいもなどの野菜です。
そして地下茎は、じゃがいも・里芋・しょうが・れんこんなどの野菜になります。
ん?さつまいもとじゃがいも、どちらも「いも」なのに食べている部分が違う?って思いますよね。
じゃがいもを掘ると、太くて白い茎の先にいもがついています。
さつまいもを掘ると、太めの根が見つかります。それが大きくなっていもになります。さつまいもは、根が太くなったものなんですね!
いつも私たちの身近にある野菜ですが、こうして野菜について知ると、実はこんなにも色々な部分を食べているんだなぁ~と不思議に思います。
野菜を食べている時に、「どの部分を食べているのかなぁ」と考えることは、なかなかありませんが、子どもたちに話すことで、野菜に興味・関心をもつきっかけになるかもしれませんね。