駄菓子、大好き!スー先生です。大人になった今でも駄菓子を見つけると嬉しくなって、買ってしまいます(笑)

そして、小学生の頃に学校の近くや商店街にあった駄菓子屋さんによく行っていたことを思い出します。

色々ある駄菓子の中から「今日は何を買おうかなぁ~」と、楽しみに行っていました。駄菓子屋さん=楽しい場所というイメージしかなかった私でしたが…。

先日、みえ先生が子どもの頃に、駄菓子屋さんで悲しい思いをして、嫌な思い出の方が強く残っている…というブログを読んだ時に、「えっ!!そんなことがあるの!?」と、驚きと悲しい気持ちになりました…。

駄菓子屋さんという空間のなかで、大人の存在が子どもの心に傷をつけてしまう…そんな悲しいことはありません…。

みえ先生と同じような思いをした子どもたちが、他にもいるかもしれない…と思うと、悲しくなります。

大人と子どもをつなぐ駄菓子屋さん

そんな気持ちになっている時に、ある新聞の記事を目にしました。

子どもたちの社交場であった駄菓子屋を、近隣で見かけなくなった今日。 以前、駄菓子屋は子どもたちが大人と接することができる貴重な場だったと…。

そして今、駄菓子屋と駄菓子の魅力を改めて見つめてみよう、というものでした。

2016年から今年の4月まで駄菓子屋をしていた一人の女性。

駄菓子屋に来る子どもたちと、年の離れた友達のような感覚で接し、その方を子どもたちも慕って、お店に通っていたそうです。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大で、子どもたちと思うように接することができなくなり、潮時と思い閉店されました。

でも、駄菓子屋をしていた女性と話がしたい!と願う子どもたちが駄菓子屋の再開を強く望み、その熱意に押され今年の6月に営業再開!子どもたちからも喜びの声があがったそうです。

「親でも先生でもない存在の人だから話せることもある」と、その女性は言われています。

ただ駄菓子を買いに行くだけでなく、そこにいる人と交わりが自然とできて、広がっていく駄菓子屋さんの存在は大きいと感じました。

そう言えば私も、駄菓子屋さんのおばさんと、やりとりをしながら買うことも楽しかったなぁと思い出しました。

時代が流れても、人と人とを繋げていく駄菓子屋さん…そして、駄菓子ってステキですね。

そして、みえ先生が小学生の頃に行った駄菓子屋さんのおばさんにも、ぜひ!この記事を読んで欲しいと思いました。

駄菓子は心の栄養

経済産業省によると、駄菓子屋などを含む「菓子小売業」の事業所数は、1972年の約13万7000から2016年には約1万6000まで減っていると言われています。

モノを売る場所としての駄菓子屋の需要はなくなりつつあるものの、「大人が見守る子どもの居場所」という側面が見直され始めているようです。

今でも駄菓子が好きな私は、駄菓子を見ると懐かしく、何だかホッコリした気持ちになります。

それに今は、子どもたちだけでなく大人にも、お酒のおつまみとして(笑)の価値を見いだされつつあるようです!

「駄菓子」「駄菓子屋さん」と聞くと昔のモノと思ってしまいますが、コロナ禍の今だからこそ、子どもたちにとっては必要なモノなのかもしれませんね。

大人が見守る社交場としての「駄菓子屋さん」。そこに集まり大人や友達と話ながら食べる「駄菓子」は「心の栄養」そんな「駄菓子」が、これからもたくさんの人の「楽しい」「嬉しい」思い出として残っていって欲しいと願います。

そして、今月のみえハウスでは、レッスン参加のお子さんに、お土産にハロウィンの駄菓子を用意しています。

イベントが何かと自粛される世の中なので子どもたちに、ちょこっとお楽しみをと思ってです。

その駄菓子で子どもたちが少しでも温かい気持ちになり、心の栄養になれば嬉しいです。