春野菜の「スナップエンドウ」。今が旬なので、たくさん見かけますね!とても好きな野菜なので、茹でてパリパリ食べたくなるスー先生です。
でも正直、私は子どもの頃にスナップエンドウを食べた記憶がありません…汗。と、言うのも、そもそもグリンピースが苦手で、豆ご飯も苦手でした…。
家の食事に豆ご飯が出ると、豆をよけてご飯だけをよそって食べていました(笑)いんげん豆も苦手でしたねぇ…。
なので、豆類をあまり食べていなかったように思います。唯一、きぬさやだけは好んで食べていた記憶があります。でも大人になるにつれ、どの豆も食べられるようになりました。
へぇ~そうなんだぁ。
収穫初期の若いえんどうを早採りし、さやごと食べられるものは、すべて「さやえんどう」と呼びます。つまり、きぬさやとスナップエンドウは、どちらも「さやえんどう」なんです。
小さい頃に唯一食べていた、きぬさやと大人になって好きになったスナップエンドウ。私は結局、さやえんどうが好きだった…と言うことになりますね(笑)
呼び名が違うのは種類が違うからで、小型でさやが薄いのが「きぬさや」、さやが肉厚なのが「スナップエンドウ」です。
そして、きぬさやもスナップエンドウも皮と実、両方のビタミンやミネラルがとれるため、栄養価が高い野菜です。
ちなみに私が苦手だったグリンピースは、えんどうの若い実のことで、さやは食べず「実」のみを食べます。(正直、今でもあまり好んでは食べません…)
豆ご飯にグリンピースを使う家庭もあれば、うすい豆を使う家庭もあるようですが、この二つも種類が違い、うすい豆は関西で親しまれている豆なんですって。
うすい豆は、グリンピースと違い、皮が薄く独特の青臭さが少ない豆です。だから豆ご飯に使われることが多いんですね。
経験って大切!!
保育士時代、勤務していた保育園では、昼食に色々なボイル野菜が出ることがありました。スナップエンドウもそのひとつです。
私は、それを見た時に「えっ!茹でただけのスナップエンドウ?!子どもが食べるの?!」と正直、驚きました。私自身もスナップエンドウを、そのように食べた経験がなかったからです…。
ひとかじりすると「甘くて美味しい!!」と、大人の私は思いました。そしてスナップエンドウの美味しさを知りました。でも子どもにとっては野菜との戦い…の子も多くいました。
生や茹でて食べる経験は、野菜そのものの味、食感を感じられる食べ方で大切な食育だと感じます。また、苦手な物、食べたことのない物を食べてみる経験も大切な食育です。
今月みえハウスでは、スナップエンドウを使い、スナップエンドウとウィンナー・コーンのカレーマヨ炒めを作りました。やはり、苦手な子、初めて食べる子もいましたが、一口だけでも食べてみようとする子どもの姿がありました。
子どもに好き嫌いがあっても、みえハウスでレッスンを重ねる中で自ら苦手な野菜、初めて食べる野菜に挑戦しようとする姿も見られます。
また、「食べられたことを自慢げに話していました。」というお母さんからのお話をきくと、食べられた経験が子どもの自信につながっていることに嬉しくなります。
これからも、子どもの前進する一歩、自信につながる一歩に寄り添い、応援していくみえハウスでありたいです!!