こんにちは。みえハウスのスー先生です。
丸くてオレンジ色で、みかんを小さくしたような果物の「きんかん」。でも、きんかんをわざわざ買って食べることって少ないでしょうか。
きんかんは1月~3月にかけて収穫されます。まさに今からが旬の美味しい季節となります。そう言えば、八百屋さんやスーパーで売られているのを多く見かけるようになったなぁ~と思いませんか?
私は、きんかんが好きなので八百屋さんで売られていると買いたくなってしまうんです。(ちなみに先日も買いました…笑)
少し苦味のあるきんかんは子どもにとっては、りんごや、みかんなどの果物に比べると少し食べづらい果物になりそうですねぇ。
そのままでも食べられますが、甘露煮やコンポートなど調理して食べられることも多いようです。
きんかんを知った思い出
私は、きんかんを見るといつも思い出すことがあります。
私が小学校低学年くらいの時に、ご近所にきんかんの木を植えている家がありました。
たまたまその家に私と同じ年齢のお孫さんがいて、家に遊びに行く機会があったのです。私がきんかんを知ったのはその頃でした。
その家に遊びに行った時に、木なっているきんかんを採ってそのまま食べた記憶があります。そして、たくさん採ったきんかんをビニール袋に入れて家に持って帰ったこともあります。ちょっとした食育(収穫)体験ですね(笑)
やはり苦味は感じましたが、皮ごと食べられて甘味もあり「美味しい」と思いました。ただ、今もですが小さい実の中に種が多く食べにくさも感じました。
今でこそ八百屋さんやスーパーで、きんかんが売られているのを見かけますが、私の中では小学生の頃の記憶があるので「買って食べる」ということに少し驚きました。(今では買って食べていますが…汗)
今の時期に売られているきんかんは、もちろん美味しいですが、昨年とても美味しいきんかんに出会ったのです!!
きんかんのブランド品
それは、みえ先生の親戚の方が宮崎県から送ってきて下さった「きんかんたまたま」というきんかんです。
このきんかんは、加工調理せずに「生」のまま食べることを目的として作られたそうです。
その目的通り、生のまま食べると、甘くてみずみずしくて本当に美味しかったです。そして一粒が大きくて食べごたえがありました。
ちなみに「たまたま」という名前の由来は、きんかんが丸いから「玉玉(たまたま)」ではなく、美味しいきんかんが「時々」「たまたま偶然にしかならない」ところから、この名前がついたそうです。
糖度が16度以上あることやサイズが直径2.8㎝以上であることなど厳しい基準をクリアしないといけないので、美味しいきんかんの中でも、わずか2%しかできないんですって!
それが「たまたま」の名前になったことは納得がいきますねぇ。こうして書いていると、また食べたくなってしまいます。
きんかんと言っても、今の子どもたちは「きんかん」を食べたり、知っていたりする子はどのくらいいるのかなぁと思うと共に、初めて食べる物や、知っていても食べたことがない物に触れることも大切な食育だなぁと思いました。