今日で9月も終わりですね。食欲の秋といわれるように、秋は食べ物が美味しい季節です。
私は秋生まれなので、やっぱり秋が好きですねぇ…。そして、秋の食べ物、さつまいも・かぼちゃも大好きです。
保育士時代、年長児と芋掘りへ行き、収穫したさつまいもで「スイートポテト」を作った思い出があります。
自分たちが収穫したさつまいもを使って、自分たちで作って食べると、やっぱり美味しいですよねぇ~!
その味は格別なようで、子どもたちはパクパク食べていました。
そしてこの時期、給食メニューでとても美味しかったのが「里芋のコロッケ」です!!
「今日は里芋のコロッケだぁ~~~」と、子どもだけでなく保育士も小躍りして喜んでいました。
給食で作るのは、手間暇かかって栄養士の先生は大変だったと思います。でも、大人気メニューで子どもも保育士もペロリと食べて、顔がほころぶ美味しさでした。
里芋の育ち方の特徴は?
ところで里芋は、育ち方の特徴からある願いを込めてお祝いのお料理に使われます。
さて、どのような願いが込められているのでしょうか?
① 魔除け
② お金持ち
③ 子だくさん
このクイズ、子どもたちに出したら「お金持ち~~~!!」と答えそうですっ (笑)
子どもには、「魔除け」や「子だくさん」と言ってもピンときませんものね…。(笑)
大人の皆様は、どのような願いが込められているか…ご存知でしょうか?
そう!!正解は「子だくさん」です。
「子だくさん」を願う
里芋はじゃがいもと同じで、茎が成長したものです。里芋の茎は「ずいき」と言い、食べることができます。
そういえば昔、おばあちゃんが作る「ずいきの酢みそ和え」をよく食べました。なつかし~。
里芋は、おせち料理に使われますが、親芋を植えるとそこに子芋や孫芋がつきます。
このように、増え続けて出来るので「子だくさん(子孫繁栄)」の願いが込められているのですね。
おせち料理やお祝いのお料理に登場する里芋の意味、ステキですね!!
昔は、「子だくさん」のご家庭が多いですよね…。子孫繁栄を願う気持ちが、ちゃんと届いていたのかなぁ…と思います。
里芋は、日本ではなんと、「縄文時代」から栽培されていたといわれています。
江戸時代に「じゃがいも」や「さつまいも」が伝わるまでは、「いも」といえば「里芋」だったそうです。
里芋は古くから、大切に食べられてきたのですね。
現在では、じゃがいもやさつまいもに押されがちな里芋ですが、里芋の美味しさやステキな意味に触れるひと時を持ちたいなぁ~と思いました。
ぜひこの秋、ご家庭でも里芋に触れるひと時を持ち、里芋の美味しさを味わって頂けたらと思います!!