9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね…。でも、食欲の秋はもうすぐそこ!と思うと、テンションが上がるみえ先生です。
私は、秋の果物が大好きです。ぶどう(8月下旬~9月)梨(8月下旬~11月)柿(10月~11月)など、食べるのがとても楽しみです。
ぶどうはたくさん種類がありますね…。粒が小さい「デラウェア」粒の大きい「ピオーネ」など、どれもこれも美味しくて大好きです! もちろん、子どもたちからも人気の高いぶどう。
保育士時代、食後のデザートに「デラウェア」や「ピオーネ」などが出ると、子どもたちは大喜びで食べる姿が印象に残っています。
でも、不思議だなぁ…と思うのは、干しぶどうになると、子どもたちからの人気はグーーーンと下がります。(笑) 干しぶどうは、大人からも大好き!という声はあまり聞かないように思います…。
「レーズン」が苦手な理由
ぶどうを皮ごと干して作るのが干しぶどう…いわゆる「レーズン」ですね。
レーズンは水分がなくなった分、甘みも増しそのまま食べられますが、パンやお菓子に使われることも多いです。
みえハウスで「パンプディング」を作った時、レーズンを使用しましたが、「苦手」という子どもは多かったです。もちろん、無理強いはしませんがレーズンの人気の低さを再確認した私です。(笑)
なぜ、レーズンが苦手な人が多いのか調べてみますと、①見た目(黒くてシワシワ、虫みたい) ②味(甘いけど渋い) ③食感(口に入れるとグニュっとする) などが苦手な理由だとあげられていました。
うーーーん、どの理由も分かるような気がします…。
ぶどうを干してレーズンにすると、こんなにも不人気になってしまうのですねぇ…。それなのに、なぜレーズンは作られるのでしょうか…?
「レーズン」の栄養は!?
それは、ミネラルが豊富になるからなのです。レーズンだけに限らず、乾燥されている食べ物は、水分を抜くことで栄養が凝縮されミネラル成分が生の時よりも、約2倍増しになるそうです。(生のぶどうに比べてカリウムは約5倍です。)
また、レーズンには、脳のエネルギーのもとになるブドウ糖が多く含まれているので、集中して勉強したい時のおやつにレーズンは最適と言われています。(間食としての摂取カロリーの目安は一日あたり200カロリーです。)
脳の目覚めには、ブドウ糖です!朝食にレーズンパンを摂取すれば、理にかなったメニューになりますね。
その他、レーズンには、日々の生活で不足しがちな栄養素(カリウム、食物繊維、鉄分)が含まれています。小さなひと粒に栄養素がとても豊富なレーズンです。それが不人気なのは、とても残念です…。特に子どもには、工夫して適量を摂取してほしいものです。
レーズンをパンやお菓子に使用したレシピでも、ダメな人はダメでしょうねぇ…特に大人は…。(笑)
でも、子どもは可能性の塊です!苦手な食べ物を克服する力は十分に備わっています。これからも、“みえハウス”でレーズンを使用したメニューを工夫して提供していきます。
さぁ~どんなメニューを考えようかなぁ~楽しみです!