2020年4月から、すーちゃんこと陶山恵里(すやまえり)が、みえハウスの正式スタッフになりました。
4月から2人で頑張ろう!!と思っていた矢先に新型コロナウイルスの感染拡大…そして、緊急事態宣言が発令される…そして、レッスンを中止することになり、まさに出鼻をくじかれました。
だからといって2人でボーっとしているわけにはいきません…この機会に挑戦しようと思っていたYouTubeで情報発信できたら素敵だなぁ…と思いましたが、私たちにはその技術がまだ追いつきません…。
できないことを数えて暗くなるより、私たちが今できることをしよう!と考え「ちょこっとお楽しみ袋」というものを作りました。
ミニレターセット、折り紙シールセットをちよこっと袋詰めして「みえハウス」の外壁に貼り、自由に持ち帰ってもらえるようにしました。おうちで過ごす地域の子どもたちに、ちょこっと楽しんでもらえたら…という2人の思いで作りました。
袋詰めしているすーちゃんは、本当に丁寧に折り紙やシールを袋に入れ黙々と作業しています。作業を通して、すーちゃんが子どもたちを思う気持ち、そして真面目な人柄がにじみ出ているなぁ…と傍で感じました。
すーちゃんってどんな人!?
すーちゃんは今年の3月まで、灘区の認定こども園で保育士をしていました。保育士歴23年です!!
ちなみに、私もすーちゃんと同じ職場で働いていました。私のほうが少しだけ先輩です。(笑)
今まで、土日祝の「みえハウス」のレッスンには、ボランティアでお手伝いに来てくれてました。そこで「みえハウス」のレッスンで子どもがイキイキする姿を見たり、子どもと私とのやりとりを微笑ましく感じたり、少人数でゆったり穏やかに時が流れてゆく空間がとても素敵に感じた…と言います。
「みえハウス」のレッスンは、子ども自身が考えて取り組める内容になっている…とすーちゃんは言います。私がいつも「なんでやと思う?」と子どもに投げかけながらレッスンを進めているからでしょうか…?(笑)。
「私だとすぐに子どもに答えを言ってしまうかも…。」と…苦笑いしていました。
そして、すーちゃんは、子どものもつ力が伸びていく「みえハウス」に行けば、自分も学べる!!そして、少人数でゆったり穏やかに時が流れる空間に自分も加わりたい!!と強く思ったそうです…。
私たちができること!!
すーちゃんは、私と一緒で器用なタイプではありません。ちよっぴり言葉足らずのところもあります…(笑)
でも、真面目で心根がとても優しい人です。その人柄を子どもは見抜きます。この3月卒園した子どもたちが、4月入学を終え、大好きなすーちゃんにランドセル姿を見せたい!!と「みえハウス」にやって来ました。コロナ対策のため、外で少しだけ会い記念撮影しました。
ある女の子は、すーちゃんの姿を遠くから見つけたとたん、全力疾走です!そして、すーちゃんに飛びつき抱っこしてもらってました。傍で見ていて、なんだか感動しました。
すーちゃんが保育士として23年間、真摯に子どもたちに向き合ってきた全てを物語っているように感じたからです。
話は最初に戻りますが、そんなすーちゃんが、「みえハウス」の正式スタッフとなりました。すーちゃんでも、すー先生でも、すーこでも、好きなように呼んで下さい。(笑)
きっと子どもたちは、温かい人柄のすーちゃんが大好きになると思います!!
そして、「ちょこっとお楽しみ袋」は、10日目で183袋持ち帰って頂きました。おうちで折り紙を折ったり、シールを貼ったりして、過ごしている子どもたちの姿を想像すると嬉しくなります。
みえみえとすーちゃんは不器用なコンビですが、これからも私たちにできることを工夫して取り組んでいきます。
レッスンを再開した時に、今の時間があって良かったぁ~と思えるように頑張ります!!
これからも「みえハウス」をどうぞよろしくお願いいたします。